光電子分光分析研究室のXPS・AESの2台は2012年度から10年にわたり、「ナノテクノロジープラットフォーム」事業登録装置として、学内外の研究者の皆様にご利用頂きました。
2021年度から後継事業として「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業がスタートしています。ARIM事業では、これまでの最先端装置の共用や、技術者による支援に加え、装置利用に伴って創出されるマテリアルデータを、利活用しやすいよう構造化した上で提供します。2023年度からデータの全国提供の開始が予定されています。当施設のXPS・AESの2台が引き続き、本事業の登録装置となっています。
本事業概要につきまして詳しくは文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラ及び北大ARIM事業のご案内(ナノテク後継事業)をご確認ください。
本施設ユーザーの皆様は、本事業の支援を受けられる事で、施設各装置を通常の使用料金より割安でご利用頂けます。(詳しくは使用料金について)
ARIM申請について
本事業の支援を受ける場合、ARIM課題申請が必要となります。
ARIM利用申請書(令和6年度版)に必要事項をご記入の上、ナノテク連携研究推進室(arim-hokudai2024@cris.hokudai.ac.jp)までご提出ください。
数日後にナノテク連携研究推進室より、ARIM課題番号が申請者へ送られます。ユーザーの方はこの番号を装置予約時または使用時に入力して頂きます。また申請書書面にて、ARIM事業へのデータ提供・利用について「有」とご回答を選択して頂きますと、通常料金より割安なARIM利用料金を適用させて頂きます。「無」として本事業に対しデータ提供等にご協力頂けない場合は、ARIM利用料金ではなく、一般料金を適用させて頂きます。本施設はARIM事業からの支援を受けております。施設継続のため、データ提供に関しては可能な範囲で「有」をご検討頂けますと幸いです。
年度末には支援申請書の課題に即した利用報告書の提出が義務付けられておりますので、ご提出をお願いする事となります。また装置利用による研究発表や論文などの業績なども都度集計させて頂くことがありますので、ご報告を頂きます。ご協力のほどよろしくお願い致します。
ぜひともユーザーの皆様にご活用いただきたいと思います。ご利用よろしくお願い致します。
XPS・AES(ARIM支援装置)での成果について
ARIM事業への謝辞の表記につきましては
和文「本研究(の一部)は北海道大学 全学共同利用施設 光電子分光分析研究室において文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業(課題番号 JPMXP12**HK****)を通じた技術的支援を受けて実施されました。」
英文「(A part of) this work was conducted at Laboratory of XPS analysis, Joint-use facilities, Hokkaido university, supported by “Advanced Research Infrastructure for Materials and Nanotechnology in Japan (ARIM)” of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT). Proposal Number JPMXP12**HK****.」
という形でご記載をご協力頂きますようお願い致します。
SEM・CP・CCP・LSCM・AFMでの成果について
施設装置利用への謝辞の表記につきましては
和文「本研究(の一部)は北海道大学 全学共同利用施設 光電子分光分析研究室の共用装置を利用して実施しました。」
英文「(A part of) this work was conducted at Laboratory of XPS analysis, Joint-use facilities, Hokkaido university.」
という形でご記載をご協力頂きますようお願い致します。